中小企業共通EDIの導入により、データ入力の手間削減や書類ファイリング等のタスクが不要になるなど、業務に費やす時間を6割近く削減できたと報告されております。
一方で、中小企業共通EDIの導入における課題も挙げられています。
中小企業共通EDIの導入における課題
それは、社内業務システムとの連携です。
参考資料:中小企業庁の委託事業として、特定非営利活動法人 IT コーディネータ協会が実施した「平成 28 年度 経営力向上・IT 基盤整備支援事業(次世代企業間データ連携調査事業)」
平成28年度経営力向上・IT基盤整備支援事業調査報告書
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/gijut/2019/190403ed101.pdf
中小企業共通EDIと社内業務システムとの情報連携が不十分なため、十分な効果が得られないということです。
中小企業の社内業務システム
社内業務システムとは、販売管理・在庫管理・生産管理システムです。
販売管理・在庫管理・生産管理システムは、汎用パッケージを利用する場合が多いですが、自社の業務に合せるとなると、カスタマイズが発生します。また、そもそも自社の業務に合うパッケージが無いなどで、スクラッチ開発(すべて開発)されるケースもあります。
中小企業は独自の業務フローで成り立っている
中小企業は独自の業務フローで成り立っているケースが多いため、自社に合わないパッケージを無理に利用し、エクセルなどで独自業務領域をカバーするなどで対応されいてるようです。
この状態が、社内業務システムと中小企業共通EDIの連携を難しくしているのです。
サイボウズ社kintoneを中心にオールクラウド®
そこで、弊社ではサイボウズ社kintoneを中心にオールクラウド®による基幹業務システムをご提案しております。
特に販売管理「販売9」と在庫管理「在庫10」は、サイボウズ社kintone上で動作するアプリでご提供しております。このアプリは、導入企業様にて自社業務に合せてフィールドの追加が可能になっております。
また、中小企業共通EDIとの連携アプリも合せてご利用頂けます。
クラウド会計についても、会計freeeへの連携プラグインで連携が可能です。ZEDIでの連携については、今後、会計freeeの支払機能がZEDIに対応してくれることを期待します。
販売管理・在庫管理と中小企業EDIとZEDIと会計が連携するオールクラウド®の姿