クラウドサービスを導入すると、どうなるのでしょうか?
今まで、企業オフィスのパソコンに保存していた顧客リストや営業報告書、そして電子メールなどのデータは、データセンターに保存されることになります。
企業オフィスからは、インターネットを通じて、そのデータセンターにアクセスします。Webブラウザを起動し、ログイン画面でユーザIDとパスワードを入力することにより、利用者を認証します。その後は、Webブラウザにて、顧客リストの参照や登録ができるようになります。
データセンターでは、利用者からのアクセスに応えるために、広帯域の通信回線を敷設しています。また、データセンター内にあるコンピュータからの発熱に対応するため、空調設備が強化されています。電力供給の複数系統化や、建物の耐震構造も強化されています。コンピュータハードウェアも二重化され、コンピュータ故障時の対応もされています。
アプリケーションについても保守サポートされて、最新の状態でアプリケーションが利用できます。たとえば、給与計算アプリケーションの年末調整では、最新の法令規定がそのアプリケーションに組み込まれることになります。
企業では、情報システムの保守に関わる必要がなくなります。パソコンのハードディスク故障やアプリケーションプログラムの更新など、気にする必要が無くなりますので、本来の業務に社員を集中させることができるのです。
先にご紹介した3つのリスクを軽減するために、クラウドサービスの導入が有効であることがわかりました。
主観となりますが有名なクラウドサービスのロゴマークを図の下に載せております。
※2014年1月より、サイボウズ社kinotneでの構築をお勧めしております。
クラウドサービスは、様々なサービスがIT企業から提供されております。3つのリスクを軽減するために、クラウドサービスに求められる機能はなんでしょうか。